■[ラノベ]デレ稲葉キター!「ココロコネクト クリップタイム」
ココロコネクト クリップタイム (ファミ通文庫)
著者/訳者:庵田 定夏
出版社:エンターブレイン( 2011-05-30 )
文庫 ( 317 ページ )
絵師サイト:enfance
長編「ランダム」シリーズではなく短編「タイム」シリーズの第一弾。
FB Onlineで掲載されていた各長編前後のエピソードと、
書き下ろしであり時系列的に4巻ラストから地続きの「ペンタゴン++」が収録されています。
<ふうせんかずら>に遭遇する以前、文研部の文化祭での所行が赤裸々になったり、
男性恐怖症を乗り越えたばかりの唯が女の子からラブレターを貰ってデートしたり、
太一と伊織の中に割って入ることになった稲葉が孤軍奮闘空回りしたり、
そして新入生を迎える季節となり部活見学にきた二人をおっかなびっくり歓迎したりと、
笑いあり涙ありの話が詰まっています。
で、やはり一番のツッコミ所は稲葉さんマジデレすぎってトコでしょう!
いやね、4巻ラストで伊織がデレてるとは言ってたけどまさかこれほどとはね!?
クールビューティーだったはずの稲葉はドコに行ったんだと言いたくなるようなデレっぷりにビックリですよ!
台詞のそこかしこにハートマーク付けまくるとか稲葉さんデレすぎにも程があるでしょうよ!
恋は盲目、周りに人が居ることを忘れてほっぺにちゅ、とかどんだけ…
だが、それが良い。
デレてからの稲葉の萌えっぷりが半端無いのは異論の挟みようがないのですが、
デレる前、三角関係になった直後に恋愛マスター藤島の意見を取り入れたばかりに、
ギリギリズムのフトモモチラ見せを敢行するも、慣れていない故にパンチラになってて、
それを知ってブチギレたりと、デレる前も十二分に可愛いんですよねー
結論:恋する稲葉姫子は何をしても可愛い
ちなみに新入部員のイケメンの千尋と天然で間抜けな紫乃は、
どちらも一癖も二癖もあるんだけど、特に紫乃は妙に可愛いわけなんですよ。
しかし紫乃を可愛がる伊織と唯がそれぞれドラマCDで愛生ボイスだったり唯先輩と呼ばれてたりと、
白身魚さんの絵も相まって「けいおん!」を連想してしまうことしきりですね。
うーん、紫乃の台詞が竹達ボイスで脳内再生されるんだぜ…
このまま平和に続くかと思ったらラストで<ふうせんかずら>が出てきたりと、
予断を許さない展開ですが…
何はともあれ毎回の如く太一のシスコンっぷりが挿入される本作のことですから、
次回も太一のシスコン描写がキッチリあるものだと信じています。
太一の妹と稲葉の二人の対話とか超読んでみたいんだぜ…!
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